AMC

選択式試験問題マークシート自動採点

必要条件

オペレーティングシステム

AMCユーティリティはLinux用に開発されています。MAC OS XにもMacPortsを用いてインストールすることができます。

ソフトウェア

[注記]注記

AMCをdebあるいはRPMパッケージを用いて(debian、Ubuntuとその派生、Mandriva、openSUSE、Fedora上で)インストールすれば、AMCに必要なソフトウェアはすべて自動的にインストールされます。

AMCを用いるのに不可欠となる主要なパッケージあるいはソフトウェアは次のとおりです。

  • LaTeX

  • 画像処理ライブラリImageMagickとOpenCV

  • Perl(GUI用にGtk2-PerlとGlade::XMLを含む)

AMCで用いるソフトウェアの推奨バージョン

AMCで用いるソフトウェアのバージョンが古いと、そのバグにより正常な動作の妨げになるものがあります。

  • Net::CUPS(debianパッケージlibnet-cups-perl)の古いバージョンを用いると、試験問題用紙の印刷のコマンドによって、AMCのGUIが異常終了してしまいます。このバグはNet::CUPSのバージョン0.61以降で修正されています。

  • ImageMagickの古いバージョンを用いると、採点記入済の答案を受験者ごとにPDFファイルにまとめる機能が、複数ページの答案の場合に動作しません。このバグはImageMagickのバージョン6.5.5以降で修正されています。

LaTeX

AMCのバージョン1.1からは、試験問題をLaTeX言語で記述することは必須ではなくなりました(プレーンテキストでの代替文法については「AMC-TXT構文」を参照)。しかし、LaTeXは試験問題を記述するためのネイティブなAMC言語であり、比べものにならない自由度で試験問題をデザインすることができます。LaTeX形式に抵抗のある人でも、用意されたテンプレートで自分の選択式試験問題をすぐに書き始められます。